【70sアングラアニメ】フリッツ・ザ・キャットを観るべし【+サンダーキャット】

こんばんは、みほ(@natuluxe_jp)です。

Can we just take a moment and talk about this movie……?

みなさんフリッツ・ザ・キャットという70年代のカルト的カートゥーンアニメはご存知でしょうか。

「どうしたらいいの……なにこれ……」というのが私の第一感想でした。

【70年代のヤバすぎるアニメ】フリッツ・ザ・キャット

みなさんサンダーキャットはご存知でしょうか。

ブレインフィーダーでジョージクリントンやフライングロータスと積極的にコラボしたり、ケンドリックラマーとも積極的に楽曲を作成している激ヤバなベーシストの彼です。

私は個人的にフライングロータスもサンダーキャットもライブに行きましたが、まじで脳みそがフィードされる系です。

Oh Sheit, It’s X!のファンメイドビデオに使われているアニメが気になりすぎる件

サンダーキャットのファンメイドビデオがずっとYoutube上に消されず乗せられているのですが、とりあえずサンダーキャット聴いたことない方は聴いてみましょう。

とりあえずイカした超絶技巧ベースと天使の歌声に耳を傾けてみましょう。ああ、ブレインフィーダーグッドネスですね。

歌詞も本当にひょうきんなユーモアが最高ですよね。本当に面白い人だなと思います。

「Oh Sheit, It’s X!」は2枚目のアルバムアポカリプスから。狂ったニューイヤーパーティーでの実際の様子をディスクライブした曲ということで、相当楽しかったようですね。

60年代のアングラコミックから生まれた70sアニメ

ていうか「このビデオ何?」ってなりませんか。

気になりすぎて調べてみるとFritz the Catという「1960年代にアメリカで生まれたアンダーグラウンドコミックス」らしい。アメリカで始めてエックス指定(成人指定)になったアニメーションなんですね。

ファンメイドのYoutube音楽動画って、本当にどっから持ってきたんだっていうコアな動画が使われてたりしますよね。タンブラーとかも狂気がすごいですが。インターネットはラビットホールです。。

フリッツ・ザ・キャットを実際に観てみた

Youtubeに該当の映画ありました。探せばどこかにあるんじゃないかなと思います。

全部観てしまいました。しかも他のシリーズまで。

ううう……こうやって人との共通点が減っていくのですね……

小学生レベルの感想文しか書けませんが、インターネット上の誰かと交信したいので書きます。

まず、全部見た後はこんな感じでした。

とりあえずアニメーションすごい

作品としてめちゃめちゃ驚かされました。

こんな表現の仕方が……!と感銘を受けるシーンがいくつもありました。

それと、キャラクターのセリフがスクリプトされていないんじゃないかっていうくらい自然です。

声も声優がやるみたいにちゃんとしたやつじゃなくて、全く気を使ってない感じ。最初に実写で撮って後でアニメーションつけたんじゃないかっていうくらい、音もがさつで人間らしさが出ています。

当時の雰囲気、カルチャー、社会問題、ステレオタイプ、人種問題、女性への暴力等が垣間見える、時代を投影した作品にも見えます。

フリッツ・ザ・キャット映画版の大体のあらすじ(適当)


フリッツは女ったらしで軽薄なニューヨーク大学に通う(おそらく白人)大学生。ギターを演奏して女の子からアテンションを得ようとする。ハッパにヒッピーにオージー(乱交パーティー)。友達は勉強しまくってるけど、こんな人生で何が楽しいの?で、大学を中退。

人生楽しんでやる!とハーレムに住み着くが、カラス(おそらく黒人)コミュニティーにうまくなじめない。でもカラスの友人ができた。ハッパをかなり吸って売春婦カラスと寝ている途中に、こんなことやってる場合じゃない、「革命が必要だ!!!!!」と気づく。

街へ出て声をあげた。啓蒙活動がカラスと豚警察の闘争に発展し、カラスの友人が打たれて死ぬ。フリッツは彼女と世逃げする。

長いドライブの途中、モーテルでヘロイン漬けのうさぎと出会っていろいろ起きる。

そっからなぜか原子力発電所を爆発しに行くことに。仲間に騙され自らも爆破。しかしアニメなのでかろうじて生きている。病院で治療を受け、物語は終了。

【OK, WTF?】フリッツ・ザ・キャットの感想

90年代に生まれたシスジェンダー日本人としての感想を述べようと思います。

全体的になんだか黒人とのコミュニケーションにとても敏感になっている様子が伝わってきた気がしました。

冒頭あたり女の子たちが黒人をステレオタイプの価値を基準にめった褒めする違和感のある言動は「アライ劇場」(”Ally Theater”)という言葉を思い出したりしました。

「当時みんなこんなの観てたの?」と驚きましたし、カルチャーショックです。

カートゥーンですが笑いどころは一切ないという感じでしょうか。”HAHAユーモア”ではなく、ドライでサーカスティックなユーモアですね。かなり攻めています。

うーん。人間の怠惰さと、何か社会に貢献したいんだけど、結局何にもうまくいかないし、欲に溺れて行く感じが至極リアルだと思いました。そういった意味で観終わった後は複雑な気持ちになりました……..。

この映画を通して学んだ言葉もいくつかあったので(性革命(Sexual revolution)とか。)、興味深かったです!!

さらに70年代アニメに興味を持ちました


鮮烈な青い生命体とヒエロニムズボスのデストピア的楽園のような世界の広がるファンタスティックプラネットも、そういえば70年代の映画でしたね。

アキラやメビウスの漫画アンカルなどの80年代モノでだいぶ衝撃を受けていたのですが。70年代もやばそうなので遡ってみたいなと思いました!!

アニメとはほぼ無縁で育ってきたので詳しくないのですが、四畳半神話大系、ウテナ、廻るピングドラム、今敏さんの作品を観た時は本当にアニメって音楽面も含めてまじでやばい分野だと思いました。

ダイナミックさとかアングルとかで言うと数年前のキルラキルとかグレンラガンとかガイナックス系のアニメにもかなり衝撃受けました。パンティ&ストッキングwithガーターベルトも超配慮とか思想が深いと思います。

今度は70年代の日本のアニメディグってみようと思います。ネットで探したら作品タイトルがわんさか出てきましたので、楽しみです。

 

それではまた次回のブログポストで。

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