【なぜヴィーガンになるのか?】健康の観点から理由を探る

こんにちは、みほ(@natuluxe_jp)です。

近年、日本でも「ヴィーガン」という言葉を聞く機会が少しだけ増えたように思います。しかし、その理由は何なのでしょうか?

理由は数多く存在するようですが、菜食を実践するみなさんにお話を聞いていると、代表的に3つの理由が挙げられそうです。

今回は、ヴィーガンの方に聞いた理由の中で最も多い理由の中の一つ、健康の理由について掘り下げていきたいと思います。

菜食で得られる健康面での3つの効果を見てみる

確かに菜食と聞くと当たり前にヘルシーな印象を受けるかもしれません。しかし、フライドポテトやポテトチップス、ソーダなどの炭酸飲料をはじめ多くのお菓子やジャンクフードにビーガンと呼べるものが存在しています。

当然そのようなものばかり食べていたら健康に悪影響を及ぼしかねない上、バランスが取れていなければ菜食であっても、菜食でなくても体に良くありませんよね。

以上を踏まえ「適切に計画された」ヴィーガンの食生活(以下、プラントベースの食事)は健康面で多くのメリットをもたらすと言われています。この記事の中では、その中から代表的な3つの効果を見ていくことにします。

【効果01】生活習慣病(ガン・心臓病・糖尿病)の予防

まず第一に生活習慣病の予防です。多くの先進国では糖尿病などと並び、心臓病、ガンが死をもたらす病気になっています。信じられない数字ですが、日本では約2人に1人がガンになるようです。(国立がん研究センター

生活習慣を構成する要素は、食事、運動、ワークスタイル、睡眠などが挙げられますが、想像に難くなく、食事は最も体のコンデションに影響を及ぼします

これだけ多くの人が生活習慣病に掛かる、現代の食生活に疑問を感じて菜食に辿り着く方もいらっしゃるようです。

プラントベースの食事がこれらの生活習慣病を直接的に予防・改善するかは不明瞭ですが、加工肉などのガンリスクを摂取しないためいくつかの研究では効果があるとされているとのこと。

【効果02】食中毒などのリスクが減少

動物性食品の排除により、食の安全性を高める事ができるようです。

牛肉、鶏肉、豚肉などには、特有の病気のリスクが付きまといます。狂牛病、新型インフルエンザなどの類です。現代の高度に管理された生産プロセスにより一定の安全性は確保されていますが、完全に排除することは難しいのだそうです。

また、避けられるリスクに食中毒が挙げられます。植物性の食品では起こらないという事ではないですが、動物の生体内での繁殖や、加熱不足などにより発生するケースが非常に多いとのこと。

食中毒の発生でよく焼肉店が現場になりますが、それだけリスクの高い発生源だということなのでしょうか。

【効果03】消化と吸収効率のアップ

最後に、消化と吸収です。

動物性の食品は植物性の食品と比較して、消化により多くのエネルギーを要します。人間は食べ物を摂取し、消化、吸収する事によってエネルギーを得ますよね。

この時考えるべき事は、消化に必要なエネルギーまで考慮するということです。

例えば、量として10のエネルギーを摂取しても消化に7のエネルギーを使えば、残るエネルギーは3です。逆に10のエネルギーを摂取して、消化に3のエネルギーしか使わなければ7のエネルギーが残ります。

消化により掛かるカラダへの負荷を減らしながら、効率よくエネルギーを得るのには植物性の食品が向いていそうですね。

消化によい食事が中心のプラントベースの食事では効率の良いエネルギー転換が実現できます。

副次的に消化が早いことにより、良質な睡眠ができるなどというメリットも存在します。

植物性の食品の中には、グルテンなど消化に良いと言えない食品もある為、注意が必要だそうです。これはグルテンフリーについての記事で掘り下げていくことにします。

動物性食品と病気の関係性とメカニズムとは?

アメリカの予防医学の権威であるコリン・キャンベル氏が行ったチャイナスタディでは広大な中国において、多様な食生活を営む人々と健康状態や病気の罹患の関係性を明らかにしています。

この研究では、心臓病やガンなどの病気の罹患率が動物性食品の摂取量に応じて高まることを明らかにしました。さらにフィリピンでは裕福で動物性食品を多く摂取する層の若者において、乳がんなどの発生率が高いことが明らかになりました。

メカニズムについて、動物性のたんぱく質や脂肪は心臓病であれば血管の中に血流を妨げるプラークを作る原因になること、ガンであればがん細胞の増殖や成長を促進するエサになる(特にカゼイン)事などが、彼の著書で説明されています。

また、アメリカで心臓に何らかの疾患を抱えた患者にプラントベースの食事を施した場合の劇的な改善例など、統計的な検証に留まらず、実証的な検証も行っているようです。

牛乳と骨粗しょう症の関係性・カルシウム摂取のパラドックス

日本でも高齢層に多い骨粗しょう症ですが、酪農国で牛乳の摂取量の多いデンマークでは罹患率が他の先進国と比較して非常に高い水準にあるようです。

これは牛乳に含まれる動物性たんぱく質の摂取により体が酸性に傾き(Phバランスと言われカラダは常に中性にしようとしている)、中和の為に体内に貯蔵されたカルシウムを利用され消費してしまう為だとも言われています。

乳糖不耐症(ラクトース・イントレランス)の方は日本人で約80%にも達するそう。詳しいロジックは「牛乳摂取習慣と乳糖不耐症」の論文が参考になりそうです。成長後の乳糖不耐症はほ乳類にとって普通のことだそう。

最近は豆乳だけでなくアーモンドミルクやその他のプラントミルクも手に入るようになりましたが、カフェやレストランでもオルタナティヴな選択しやすくなると良いですね。

 

食物連鎖の上位であることが意味するもの

また、動物は食物連鎖の中では上位に位置します。

家畜の飼料への農薬使用や遺伝子組み換え作物の使用、家畜の飲み水の汚染、魚でいえば放射性物質や工業排水などによる海洋汚染など、人間が避ける類の物質が生産・流通の過程や食物連鎖の中で動物の体内に濃く蓄積されている可能性があると言われています。

植物性の食品でもそのような恐れはありますが、動物性の方がリスクが圧倒的に高いということで、摂取を減らすことにより一定のリスク管理ができるようです。

スーパーフードで知られるようになった抗酸化物質(ファイトケミカル)

動物性食品を排除したプラントベースの食事では野菜や果物が多く登場します。これらの食品に多く含まれるのは、微量栄養素とよばれるビタミンやミネラル、そして食物繊維です。

これらを聞いて、「カラダに良いと言われているモノ」という印象を受ける人は多いのではないでしょうか。また、ビタミンを中心に、抗酸化物質(ファイトケミカル)が多く含まれていると言われています。

日々の様々な原因によるストレスにより、酸性に傾いたカラダを中性に戻し、ストレスにより受けたダメージからの回復や抵抗力を高めてくれる物質とのこと。

昨今よく話題になるスーパーフードのチアシードやアサイーなどはこの抗酸化力によっても注目されているのだとか。

ガンの予防や代替医療に有効だと言われているゲルソン療法というものも、ニンジンを中心とした植物由来の素材に含まれる抗酸化力により、人間本来の治癒力の発揮が主軸に置かれているそうです。

私たちはそれぞれ体質と持っているアレルギーなどが違っていたり、また外食や人付き合いのことも考えると動物性食品を完全に排除することは多くの方にとって障壁となりますが、「動物性食品の摂取を減らし、必要栄養素を積極的に取る」ということは実行しやすそうですね。

 

ジャンクなプラントベースの食べ物ではなく、栄養を損なっていない肥沃な土壌で育てられ、できる限りオーガニックでプラントベースなバランスの取れた食事により実現される健康メリットは存在していると言えそうです。

 

ヴィーガニズムの特集記事はこちら

個人的な趣味で愛知県は特に名古屋に特化したダイバーシティグルメマップを作成してみました。このマップが誰かのお役に立てば幸いです。ご自由にシェア&埋め込みしていただけます。

こちらのマップには、ビーガン・ベジタリアン・ハラール対応などのレイヤーがあります。

 

 

それではまた次回のブログポストで。

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